AGH        宇都宮市 2006年3月竣工   設計施工段階の資料はこちら      

宇都宮市最東部、市街化調整区域内にたつ住宅です。
北側は通りの多い幹線道路、南側にはぶどう畑が広がるのどかな緑地帯です。
都内に住む70才代の夫婦が、土に親しみながら週末をすごす ための終の棲家です。
東端には寝室となる和室を、中央には天井高を確保したリビング、西側にはゲスト用ロフトとキッチン。
それらは勾配天井でゆるやかにつながり、物見台である二階バルコニーに連続します。
内装は松材多用し、日に焼けた数年後、田舎住宅のように濃く深い色がでることを狙っています。

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Pic01 南側正面より 斜め屋根・陸屋根部分のプロポーションに 注目
Pic02 ガルバリウムによる薄く深い庇
Pic03 浴室部分 緑・木・シルバーの取り合い
Pic04 玄関部分 独立した縦方向の木材、独立した水平ひさしが強調されるディテール

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Pic05 畳の間より南庭を望む リビングとの仕切りは松材練り付 けによる板戸
Pic06 椅子に座って過ごすためのリビング。圧迫感がないよう天井高を確保している。
Pic07 畳の間よりリビング・2階方向を望む 壁は珪藻土。天井はラーチ合板。梁見出仕上。

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Pic08 天井高を抑えロフト的な雰囲気で仕上げた2階部分 左側 は山並みが見えるバルコニー 
Pic09 2階部分からの俯瞰 階段はササラ階段
Pic10 2階床に埋め込まれたアクリル板は玄関ホールへ光を落とす。

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Pic11 玄関部分 2階から光が降り注ぐ。高齢者に配慮しオブ ジェ化した椅子と手すり。
Pic12 リビングより和室を望む。ラーチは少し荒い材料であるが、プロポーションの調整により控えめな印象。
Pic13 キッチンは少し小さめに。西側浴室コートからの採光だけで充分明るい。
Pic14 住む人のスケールに合わせた洗面所。味の出るラーチ材を中心に構成。

室内部分床面積約18坪  施工者;中村建設(宇都宮市中央/相見 積)  
 平成16年1月設計開始  2005年11月着工   2006年3月竣工


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