AKH        宇都宮市 2007年3月竣工  設計施工段階の資料はこちら      

宇都宮市郊外、田畑が広がる市街化調整区域にたつ住宅です。
平坦な敷地は東西に長く、東西の二面道路に接続しています。
住居部分から愛車が良く見えること。それが設計の第1条件。
リビング車と対峙させたい、個室は南面させたいという思いから、東西方向に伸びる構成としました。
周囲の視線を少しさえぎるために、西側アプローチの表情は少し閉鎖的に。
玄関扉を開けると天井面に開けられた水平連続窓からの回折光が控えめにホールを照らします。
LDKへの扉をあけると垂直方向への大きなヌケ、右デッキ方向への視線のヌケによる開放性が特徴的です。
節度ある端正な形態・空間の劇場性・住居としての基本性能を強く意識した住宅です。

NODERN LIVING 191号(アシェット婦人画報社刊)掲載

Pic01 Pic02 Pic03

Pic01−南側外観 東側の田園地帯に対して開き、道に対して閉じ ている。
Pic02−西側外観 南棟車庫と北棟住居部分を目隠し木壁で結んでいる。
Pic03−南棟と北棟の構成、白いリシン壁と木壁の要素が良く分かるショット。

Pic04 Pic05 Pic06

Pic04−左側車庫と右側住居が対峙している。
Pic05−浴室&キッチンコート前の大きな木扉をしめたショット。
Pic06−車庫から住居部分を望む。

Pic07 Pic08 Pic09

Pic07−左側天井高の高いダイニングキッチン部分と右側の低く抑 えたリビング部分
Pic08−キッチンの背面は大きな収納とワークテーブルによって構成されている。
Pic09−大きな収納をあけた状態。長さ3.6Mの大収納。

Pic10 Pic11 Pic12

Pic10−キッチンからキッチンバスコートとリビングを望む。ハイ サイドによる明るい空間。
Pic11−和室は南側を開放し、西側はハイサイドによる採光。
Pic12−子供室は10帖とし、将来2部屋にしきれるように配慮。

Pic13 Pic14 Pi15 Pic16

Pic13−玄関はハイサイドからの採光とし、右側に大きな収納を設 けている。
Pic14−キッチンバスコートの扉をあけた状態。車庫を望むことができる。
Pic15−キッチンバスコートは透明屋根をかけ、洗濯物スペースとしても機能する。
Pic16−子供室北側の通路。可動棚の大きな収納が連続する。左奥は納戸。

DATA
室内部分床面積約36坪 自動車車庫12坪  敷地面積150坪
施工者;中村建設株式会社(宇都宮市中央/相見積)    
2004年02月調査業務開始 2005年11月設計契約 2006年8月着工 2007年03月竣工


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