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宇都宮市 2005.02竣工 設計段階
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宇都宮市駅東の区画整理地内にたつ住宅です。
北側道路の約50坪の敷地。南・東・西の3面を囲まれ、隣家の窓が計画地を向いています。
宇都宮という土地柄駐車場は2台+α。採光・部屋割を考えると2階リビングに帰結しました。
2階リビングに連続する閉じたコートをつくります。
コートを囲む壁を独立させ、床をそのままに、壁だけをスライドさせました。
そこにできた台形の隙間に1階から伸びる植栽を植えこみます。
壁を外部と関係にあわせ、不透明(折板)・半透明(有孔折板)・透明(木格子)で再構成しました。
デッキで過ごすことの多い季節には、桂の木に緑葉が生い茂り南からの視線をさえぎります。
寒くなり葉が落ちると、イペによるタテ格子からたくさんの光が入るようになります。
そして自分だけの緑を有する気持ち良いコートが形成されました。
二階リビングながら、自然に触れられる貴重なデッキをもった住宅となりました。
施工者;中村建設(宇都宮市中央/相見積)
平成16年1月設計開始 平成16年2月設計契約 平成16年9月着工 平成17年2月竣工
外壁 ガルスパン&デラクリート版下地ジョリパット
内部 パイン無垢材+クロス仕上
面積 室内床面積37坪 法延床面積45坪(駐車を含・2Fデッキを除く)
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北道路側からはしっかり閉じ
る |
南側は数種の材を組合せ |
キッチンまわりはPOHの標準?裏側の収納部分は全て隠せるように製作しています。
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閉じたらすっきり |
中央部のみOPEN |
左側はメラミン貼で蒸気対策 |
STUDIOPOH
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