TKC  HOUSE&STUDIO    宇都宮市 2005年2月竣工 以前の資料 はこちら      

宇都宮市郊外、広い敷地の一部を分筆した敷地にたつ住宅です。
建物は3つのボリュームと3つの素材から構成されます。
南棟1階は白い壁と木によって構成されるゲストのためのゾーン。
レッスン室(STUDIO)と客間・玄関などが配されています。
東棟1階はクッションゾーンとして、共用部分がまとめられています。
北棟1階は重厚感のある素材に囲まれたにプライベートゾーンとなります。
南棟と北棟は中庭を緩衝帯として対峙しています。
北棟2階に各個室群、山並みを望めるデッキを介して東棟先端に書斎が配されています。
エレガントでゆったりとした時間が流れるように形態を整理し、素材を選定しています。

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Pic01 南西より 多用な要素によって構成されたエントランス付 近を望む 
Pic02 西側より 中庭を挟み南棟・北棟のボリュームが見える
Pic03 北東より タイルが貼られたスクエアな東棟、基壇から浮いた屋根をもつ北棟

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Pic04 中庭よりLDKを望む  木・タイル・塗り物が節度ある バランスで構成されている。
Pic05 リビングよりDKを望む リビングと中庭は連続し、構造上必要な柱によってのみ境界は認識できる。
Pic06 リビングよりDKを望む 全引込木製建具を閉じた状態。

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Pic07 中庭を挟み、奥にSTUDIOが配される。 境界の柱が 象徴的に見える。
Pic08 STUDIO  内部と外部が小要素によって連続する。
Pic09 子供室  スペースを最小限とし、子供室にこもらないように配慮している。端正な形態。

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Pic10 エントランスより廊下をみる LDKへの視線を遮る下部 連続開口からの光が柔らかい表情をみせる。 
Pic11 リビングに設けられた軽快な鉄骨階段と、斜め上部から光を受ける子供たちのためのワークスペース。
Pic12 踊り場よりリビング吹き抜けを望む。上部の練付板によってよりシャープな表情をみせる。
Pic13 引越し後のSTUDIO  玄関から連続する壁。家具が置かれるとグッと空間が締まる。

室内部分床面積約47坪 施工者;中村建設(宇都宮市中央/相見積)     
平成16年7月設計開始 平成17年7月着工 平成18年2月竣工


STUDIOPOH