MAH      佐野市2003年4月竣工  
ニュー ハウスWEB版はこちら
ハウジングナビWEB版はこちら

2001年11月下旬より、設計が開 始された物件です。
佐野市郊外にたつ両親の住む母屋の東隣、幅狭の小さな敷地に計画されました。
延床面積約30坪の小住宅です。
白を基調にシンプルながら冷たくならないように心がけました。
ローコストゆえ、明確な空間構成と構造的合理性を最大限考慮しています。
アプローチ→玄関→廊下→階段→光あふれる2階LDKという空間の連続性を有し、
建物の大きさ以上に広がりの感じれらる動線になっています。
ポリ合板・ランバーコアを多用した「家具のような壁」と「普通の壁」の二つの白の対比も見所。
施工は3社による相見積を行い栃木市の大垣住宅建設にお願いしました。
極めて能力の高い現場監督と大工さん。とても良い仕上がりになっています。
2002年1月設計契約/6月見積依頼/2002年9月着工/2003年4月竣工

掲載誌
ニューハウス2004年2月号(ニューハウス出版)
ニューハウス2005年3月号(ニューハウス出版)
月刊ハウジング2005年9月号(リクルート)
住まいの実例セレクション50-2006年版(リクルート)



南西/南東外観
外壁はデラクリート版下地
南側木部は桧+キシラデコール

東/東北外観
白いマッスな箱
RC造みたいです。
そうそう右の写真。
曲がっているのは電柱です(笑)
最近新しい電柱になりました。

アプローチ付近/玄関部
ケイサを敷詰め白くした長いアプローチ。突当たりにタペストリガラスを配し、建物の裏を見せないように配慮すると共に視線を90度左手に振る。

玄関部分/1階廊下
ポリ合板によって構成している下駄箱・大収納・トイレ・壁。全体が大きな家具のような納まり。玄人受けする詳細か?

階段下より/階段上より
光に向かって登る
ポリ合板による白・クロスによる白の対比が面白い。

2Fリビングダイニング
床はパイン材+リボス白。
天井高いっぱいまでの大きなサッシが開放的。

2FLD/2Fキッチン
左写真奥がキッチン。壁を15度斜めにし、作業面後部を収納としているのですっきりして見えると思います。間仕切りをこると右写真のような広いカウンター +造作収納。冷蔵庫も全て収納内部へ。

2F洗面/1Fトイレ
洗面脱衣室は大きな実験用流しとカウンター・充分な収納で構成しました。1Fトイレはボードでつくられています。薄い!

1F子供室
約10畳の子供室。仕切って使うことを前提にしています。窓から直接出入りできないように掃出し窓はさけています。面付引戸も見所!

1F寝室
部屋が小さいので上部にガラスを入れウオークイン収納と連続して見えるようにしています。扉に見えない扉がポイント!

1F寝室収納
左写真−右手のドアを開けると奥への通路。右写真−面付折戸で衣装収納。

左;寝室より玄関・子供室
右;子供室より玄関・寝室
視線の「抜け」が空間の広がりと連続性を感じさせます。

設計段階 の資料はこちら
施工段階の写真はこちら



STUDIOPOH